スタートダッシュ

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

「小学校のテストは結構できていたのに中学校に入ってからは思うように点が取れない。」

「本当はもっと上の成績のはずなのに力を発揮できず、このままでは希望の高校に進学できない。」

中学校に上がってから入塾されるご家庭から頻繁にお聞きするご相談です。

持っている力を最大限に発揮して、希望する高校に進学してほしい。


それが保護者の方の願いだと思います。

高校受験において、その願いを実現する大きなポイントは定期テストです


定期テストのたびに全力で勉強すること。
これが大事です。

実力テストの方が重要でないのかというご質問がたまにあります。

確かに、中3の後半になれば、実力テストの成績によって最終的な志望校を決定していくので重要です。

しかし、実力テストは出題範囲が広すぎるのです。

よって集中的に頑張ったからと言って、簡単には点が上がらないのです。

定期テストは出題範囲が限られていることが多いです。

集中的に取り組めば高得点を狙いやすいというメリットがあります。

定期テストに向け、毎回しっかり準備をし、好成績を維持し続けることが大切です。

では、年に4回、3年間で12回ある定期テストのなかで、最も重要なテストはどれでしょうか。

実は、中学生になって初めての定期テスト
 

これが最も重要なのです。
 

ここで結果を出せば、それが自信になります。

また「自分は学年上位なんだ」という高い基準を自分の中に作ることができます。

いったん高い基準が自分の中にできると、成績が下がったら、「これはまずい」とすぐに危機感を抱くこともできます。勉強に対してのモチベーションも高まり、以後も好成績をキープしやすいのです。

逆に、最初の定期テストで思ったよりもずっと低い点数をとってしまったら。
自分に自信が持てなくなってしまいます。
結果、勉強への意欲もなくなって学校がつまらなくなり……
この状況から成績を挽回するのはなかなか困難です。

病気も治療より予防の方が容易です。

一度落ち込んでから、逆転を目指すより、最初から高い位置をキープする。

その方が簡単なのです。

以前のブログにも書きましたが、新中1の英語はかなり難化します。

例年以上に英語についていけなくなるケースが増えることが予想されます。

新中1の最初の中間テストは6月に行われますが、それまでに必要な準備を的確に行うことが肝要です。