危機感こそが人を変える

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験塾・大学受験塾 本松学習塾のブログ

「これから本気でがんばります!」
生徒からそう言われたら、指導する側としてはついついうれしくなります。

私も塾講師になりたての頃は「いよいよやる気になったのか!」と感動していたものです。

確かにやる気は大事です。

しかし、頑張ると言ったものの行動がまるで伴わない子も多いのが事実なのです。


やる気はあると言ってるのに、やってない。行動に繋がらない。


こういう子達に圧倒的に足りないもの、それが「危機感」です。

模試の結果を見ながら想像してみましょう。
 

試験当日、どんな気分で席に座っているでしょうか。

同じ学校から受験しに来ているライバルはどんな表情で座っていますか。

初めて会った、名前も知らない賢そうなライバル達。

合格発表当日を想像しましょう。

そこに自分の番号が載っている可能性はどれくらいあるでしょうか。

そう思い巡らせた時「このままじゃヤバい、がんばらなきゃ!」と思えたら、

危機感が芽生えた証拠といえます。

なかには模試でよい判定が出ていても危機感を抱き続ける生徒もいます。
 

よい判定が出ていても、危機感を持って勉強し続ける子。
よい判定が出ていないにもかかわらず、危機感を持たず勉強に向き合えない子。
 

たった一ヶ月であっても、両者の差は広がっていきます。
 

どれだけ早いタイミングで危機感をもった本物の受験生になれるか。
 

受験の結果を左右するとても大きな要素ですが、やる気スイッチを入れられるのは自分自身だけです。


今、この瞬間も本気で勉強している子がいます。
 

危機感を感じたのなら、今この瞬間から動き出しましょう。