那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ
2025年の栃木県立高校の一般入試(学力検査)が3月6日行われました。
以下雑感です。
国語・・・昨年同様作文の配点が12点でした。従来の作文の配点が大きすぎたので妥当だと思います。2年連続なので、今後12点で定着する可能性が高いです。
記述問題の記述量増えましたが、難易度は平年並みです。
社会・・・地理は相変わらず資料の読み取り問題が多いですが、2年連続、素直な読み取りが多かったと思います。2年連続簡単なので、高得点を狙いたいところです。
数学・・・簡単な問題と難しい問題の差が激しいです。証明も直角を使って解く問題は多くの人が解いたことがあると思いますが、正三角形の60度のパターンはあまり解いたことがない人が多かったのではないでしょうか。
最後のダンスの問題はやりすぎです。2022年の大変悪問だった共通テストの数学を彷彿とさせます。最終問題は悪問・奇問といってよいのではないでしょうか。
正答率が限りなく0%に近い問題を出題してしまっては学力検査の選抜機能は果たせません。出題者は反省して欲しいです。
難問が多く、傾斜配点のある宇高、宇女高は平均点が下がるでしょう。
理科・・・例年より簡単な印象です。思考しなければいけない問題の割合が少なく、難問が見当たりませんでした。
目の構造は当塾で出題予想したのですが、レンズとしての出題だったので出題的中とまではいきませんでした。
英語・・・昨年と同型式でしたが、英作文の出題が条件英作文というより、文法問題のような様相でした。
過去問で鍛えてた受験生にとっては、難しくなかったとは思いますが、相変わらず分量が多いです。また文法問題でthoughや前置詞のasなどが出題され難易度が高かったです。
いよいよ明日合格発表です。