共通テストで最後まで点数を伸ばす

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

新年あけましておめでとうございます。本年も塾生のために誠心誠意指導に当たって参ります。

よろしくお願いいたします。

あと2週間あまりで大学入学共通テスト本番となりました。

「基礎をしっかり固めれば、最後の最後まで共通テストの点数が伸びる」

――本松学習塾では、この言葉を繰り返し伝えてきました。しかし、生徒にとって、この言葉を心から信じることは簡単なことではありません。特に、模試の結果が思うように伸びず、焦りや不安を感じるとき、この方針が本当に正しいのかと疑問を持つのは自然なことです。

しかし、この時期になると、これまで基礎を積み上げてきた生徒たちが実際に結果を出し始めています。

共通テストまでのラストスパートに入り、「これまでの努力が正しかった」と実感する声が増えてきました。

例えば、Aさんは高3の春に共通テスト模試の300点台(1000点満点)でしたが、徹底的に基礎を固め、戦略会議の方針にしたがった結果、最近では700点近く取れるようになってきました。

「本松先生の言うことを信じてよかった」と笑顔で語る彼の姿は、多くの生徒に希望を与えています。

またBさんも、ボロボロな状態で入塾し、共通テストもしでは1割しか取れない科目もありましたが、6割近い点が取れるようになってきました。

共通テストでは、一見難解な問題に見えるものでも、実は基礎知識を適切に活用すれば解けることが少なくありません。

例えば、数学の難問に挑む際、基本的な公式や計算手順を確実に身につけている生徒は、問題を細分化して解決する力を持っています。

一方、基礎が曖昧な場合、どこから手をつければいいのか分からず、時間を浪費してしまうのです。

さらに、基礎を固めることで得られるものは、単なる知識や点数の向上だけではありません。

大きな成果が出るまでに時間がかかる経験を通じて、生徒たちは「我慢強さ」や「計画的な努力の重要性」を学びます。これらの力は、大学入試後の人生でも大きな財産となるでしょう。

そういった意味で当塾の月1回行われる戦略会議が重要な意義をもってきます。

また、「最後まで粘り続けることの価値」の重要性も共通テストでは認識しておくべきです。

成績が上がり始めるタイミングは人それぞれです。昨年の卒塾生であるCさんは、共通テスト直前の1カ月で急激に点数が伸び、第一志望校に合格しました。

12月まで目に見えた成果がなかったものの、努力の方向性が間違えてないことを伝え、あきらめることなく、基礎固めをするよう指示。

結果、私もびっくりするくらいの共通テスト本番でした。

結果が出ない時期でも努力を続けることが、共通テスト攻略の根幹なのです。