情報が未来を切り拓く

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

現代の大学受験は、私たち大人世代が経験してきたものとはまるで異なる世界となっています。

小中学生の保護者の皆さん、特に大学受験があまり身近でない栃木県北の保護者のみなさんの中には、その現実にまだ触れている人が少ないかもしれません。

しかし、一部の情報を持っている保護者は、既にその変化を感じ取っています。

その証拠として、大学付属の高校(栃木県内だと佐野日大、國學院栃木)、指定校推薦をたくさん持つ私立高校を志望する生徒が以前と比べて増えていることが挙げられます。

これらの進路を選ぶことで、大学受験の競争を避け、安定した進学ルートを確保しようとする動きが見られるのです。

しかし、このような動きが全ての子どもにとって最善の選択とは限りません。大切なのは、情報を持っているかどうか、その情報をどう活用するかです。

例えば、ある保護者が大学の総合型入試や公募推薦などの最新の入試情報や傾向を把握していたために、子どもが志望校に合格したという話を耳にしたことがあるかもしれません。当塾の生徒も情報にアンテナを張っていないと得られない情報をつかんだ結果、志望大学に合格できたという例があります。

情報の差が結果に直結する現実が、ますます顕著になっているわけです。

私自身、このような状況が教育全体にとって良いことだとは思っていませんが、少なくとも私たちの塾に通ってくれている子どもたちには、適切な情報を得て欲しいと考えています。

そのために、高3では毎月戦略会議を開き、最新の入試情報の知見を共有し、個々の生徒の強みを最大限に引き出す指導をこころがけています。

情報を適切に得ることができる者が未来を切り拓く時代なのです。