目標を横に置く

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

「より上の高校を目指せ!」

「難関大合格を目指せ!!」

「もっと高い目標を掲げよう!」

 

よく言われる言葉です。

 

ただ、あまり高すぎる目標を掲げすぎると、現実感のない目標になってしまいます。

 

普段運動をまったくしていないのに急にオリンピックを目指す。

普段まったく働いていないのに急に億万長者を目指す。

普段演技の練習をしていないのにハリウッドスターを目指す。

 

もし、そういうことを言っている人がいたら、たぶん

 

「この人本気で生きていないな」

 

と思うことでしょう。

 

目標は常に自分の目指している方向と合っているのか、吟味し洗練させなければなりません。

 

目標のイメージは「高く掲げる」のではなく、「横に置く」です。

 

普段の生活では、私たちは周りを見回し、様々な方向を見ています。しかし、なぜか「目標」を立てようとするとき、私たちは上を向きすぎてしまう傾向にあります。

 

「目標」を横に置くことは、私たちの目の前にあることを意識することです。

 

目標を常に意識し、日常を過ごす。

 

そして、その意識が行動を変え、目標達成への道を開くのです。

 

「目標」は、私たちの側に常に存在し、大切に育てるべきものです。それはまるで卵を大切に温めるように考えてみてください。

 

どんな目標であれ、それを横に置いて、共に歩むことで、私たちはより効果的に目標を達成することができるでしょう。

 

そして、その目標が私たちの生活に溶け込み、日常的な一部となるのです。