非認知的スキル

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

現在実施されている教育指導要領において、非認知的スキルの重要性が言及されています。

学力を伸ばしたい、テストの点数や偏差値を爆上げしたいのになぜ伸び悩むのでしょうか。

また、成績がよいだけでなく、実社会に出てからも生き生きと活躍している人材にはどういった特徴があるのでしょうか。

その答えは「非認知的スキル」にあると言われています。

新指導要領では「資質・能力の三つの柱」として、(1)知識・技能(2)思考力・判断力・表現力等(3)学びに向かう力・人間性等の育成を目指すことを掲げています。この(3)が、非認知的スキルにに当たると言えます。

具体的に言うと、忍耐力・コミュニケーション能力・自制心・意欲・創造性などです。

これらの要素は数値化がしにくい力です。したがって学力テストで測定しにくい項目です。

                              

では、この非認知的スキルはどのように育てればいいでしょうか。

それは、「環境」です。生育環境・学習環境・社会的環境。

そして、どのような塾に通い、勉強していくかというのも重要な環境の一つです。

単にテクニックだけに頼り、点数を集めていき、高得点を狙うのではなく、

しっかり自分の頭で考え、本物の実力を養うための指導。

非認知的スキルを高めるために、いかに本人の能力を引き出し、伸ばすかを重視しています。

当塾の中学部卒業生が大学受験に強い理由もここにあります。

当塾は定期テスト対策勉強会はやっても、定期テスト対策の授業はしません。

結局、自分自身で勉強をする環境を整えることが重要で、定期テスト対策のための小手先のテクニックを教えても、非認知的スキルは高まらないからです。

今後も、非認知的スキルの育成に焦点を当て、塾生一人一人に対する成長と学習環境の最適化に注力し続けていきます。