ワーク3周の意味

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

夏休みが終わりました。那須塩原市の中学校は前期後期制を採用しているので、夏休み明けすぐに期末テストがあります。

 

本日から西那須野中の生徒を対象に、テスト勉強会を行っています。

来週から他の中学校の勉強会も始まります。

 

定期テストで目標を達成するために「ワークを3周しなさい」とアドバイスをされることが多いです。

 

当塾でも3周の勉強を推奨しています。

 

ほとんどの中学生はワークを1周しておしまいにしています。

場合によっては教科書を見ながら、ワークを1周して、それっきりという中学生もいます。

 

1周やるだけでは、ワークをやる意味は全くありません。

 

1周目はいわば仕分けです。

 

できる問題とできない問題に分けるだけ。

 

本当の勉強は2周目から始まります。

 

2周目はできないことをできるようにする。

 

それで始めて弱点が克服され学力アップとなるのです。

 

3周目で、さらに本当にできるようになったか確認。

 

ここまですれば普通はできるようになります。

 

3周してるけど、結果が出せない生徒にはどこかで、「ごまかし」があります。

 

よくあるごまかしが、理解していないのに答えだけ覚えてしまっていて、できた気になってしまうというものです。

 

意味のない3周では効果がありません。目的意識をもった3周の勉強が効果的なのです。