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那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ
昨日、栃木県教育委員会から2022年第1回進路希望調査の結果が発表されました。
10月1日時点での調査ですから、今後志望校を変更する生徒が多くいることを考慮すれば、そこまで気にすることはない結果だと言えます。
ただ、近年にない驚きの結果となっています。
特に大田原高校は、現時点で200人の募集に対し168人の希望者しかいません。
昨年は最終倍率が1.13倍で、そこそこ不合格者がでる厳しい入試でした。
近年大高がここまで定員割れをおこした例はなく、2月になって大幅に志望者が増えるとは考えにくいことから、なかなか衝撃の結果です。
確かに現中3の男子は、学力が高い層はあまりいないのかな、という印象です。特に大田原市と那須塩原市の学力差が顕著な学年(実力テストで50点程度差がある)なので、那須塩原市の中学校に上位の男子が少ないことが影響しているのかもしれません。
これに対し、大田原女子は昨年はこの時期に定員割れをおこしていたものの、今年は200人の募集に対し247人の希望者と、なかなか人気になっています。
宇都宮中央が相変わらず2.24倍と高倍率なので、今後県北地域から中央を志望している女子生徒が大田原女子に流れてくることを考えると厳しい入試になることが予想されます。
さらに黒磯南も1.38倍となかなかの高倍率なので、同じく厳しい入試となるでしょう。
突破するためには年内に基礎固めをして、入試に向け徹底的に演習することが必要です。