2021 栃木県立入試 一般入試出願初日

· 栃木県立高校入試,塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

本日、栃木県立入試 一般入試の出願初日の状況が発表されました。

例年ほとんどの受験生が初日に出願するため、月曜日にはほぼ変動しないでしょう。

注目の高校でいうと、宇都宮高が例年に近い1.27倍、宇都宮女子高は、やや倍率が低く、1.17倍になっています。

県北では大田原高校が、1.29倍。定員160名に対し207名の出願で47名のオーバーです。

当塾が開校して以来の高い倍率になっています。

大田原高校ですが、ここ数年合格しやすい状況が続いていましたが、一転厳しい戦いとなるでしょう。出願変更期間もありますが、さすがに47名も出願変更するとは考えにくいです。

合格最低点も例年より20点近く上がることが予想されます。

そうはいっても、きちんと勉強している諸君にとっては高倍率でも恐れるに足りません。

下野模試の大田原高校第一志望者の点数や各中学校の実力テストの状況を見ても、今年に限って男子の成績上位者がかなり多い状況とはいえません。

すなわち、今回の出願に関しては合格点ギリギリの人が大量に出願している状況であることが予想されます。

であるならば、大田原高校合格の目安とされている点数をしっかり取れば問題ありません。

大田原女子高も22人オーバーと、近年では珍しい高倍率となっています。

楽な戦いではないでしょう。

また、大高・大女高の受け皿になり得る黒磯高と矢板東高、また拓陽の普通科が定員割れをおこしていますので、出願変更期間にかなり動くことが予想されます。

最終倍率確定に注目が集まりそうです。