那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ
栃木県の第一回の私立高校入試が終わり、中3最後の定期テストも終わりました。
もう少しで特色選抜の出願も始まります。
当塾では恒例の栃木県立入試演習が始まりました。
当塾にとって過去問演習は中3仕上げの要です。
過去問演習には意味がないという指導者もいます。
しかし、当塾の今までの県立高校合格の実績は、この過去問演習なしには達成されていないといっても過言ではありません。特に宇女高をはじめとする県立上位高の逆転合格は過去問演習によるところが大きいです。
まず過去問は問題の質が模試とは全く異なります。
下野模試も栃木県立入試に類似させようと出題していますし、各学校で受ける実力テストも同様でしょう。
しかし、そこは本番の入試です。1年に1回の出題ということもあり、本番の入試は本当に問題がよく練られています。
今年は下野模試の数学・12月の下野模試の国語の平均点が低く難問でしたが、無駄に作業量が多かったり、重箱の隅をつつくような出題だったことで平均が下がったという印象です。
それに対して、本番の入試は平均が低かったとしても、そのような本質からずれた難しさではなく、深い思考力が要求されたゆえの難しさです。
昨年は理科の出題に深い思考力が要求される問題が多かったです。(先日分析したように、その結果理科の平均点が下がったと予測しています)
当塾では過去問演習を行い、その出題意図、要求される思考の仕方・表現の仕方を徹底的に指導することで得点力を大幅にアップさせていきます。
過去問演習の留意点としては、単に過去問を解いて答え合わせをして、解き直す程度では解く意味がほとんどない、ということです。
過去問を深く分析でき、精密に採点することができ、本番でどう得点に結びつけるかという具体的な指導ができる指導者の下で演習をすることをお勧めします。