那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ
本日で、大学入試 後期日程の発表が終わりました。とりあえず一段落です。
★高校入試について
今年の県立入試の問題ですが、大きな傾向変化もなく、従来どおりでした。
国語の小説の一部に疑問が残る問題もありましたが(許容できる解答が幅広すぎて国語の出題として不適切と感じます)、概ね良問ぞろいです。よく練られていると思います。
数学は昨年の下野模試が荒れましたが、本番は適度な思考力を要する良問でした。
理科は計算が昨年に比べ大幅に減ったのが特徴的でした。
コロナで試験範囲が短くなったこともあり、全般的に中3範囲の出題が易化していたと思います。
当塾塾生は全員合格できましたが、毎回楽な戦いではありません。
特に中3から入塾した生徒2名は、本当によく成績が上がったと思います。
入塾時に今の志望校合格は考えられないほどの成績でした。
トップ高・上位高を目指しているのに平均点ちょっとしか取れていない。そんな状態からのスタートでしたが、秋から冬にかけてメキメキと実力を付け、合格圏内に達しました。
後は当塾お得意の過去問演習で仕上げです。特に数学では6年前に出題された図形の問題が本番の問題とかなり似ていたので、演習をやってきたかいがありました。
来年度も、トップ高・上位高を目指す塾生が多いので、適切に指導していきます。
★大学入試について
初の共通テストでしたが、当塾塾生は大いに検討してくれました。
もちろん全科目完璧に取れた生徒はいませんでしたが、よく食らいついていったと思います。
生物では100点満点を取った生徒も出ました。
私大が大幅に難化して数年が経ちました。私大を目指すのであれば、できれば指定校推薦を取りたいものです。今年の合格者のなかに、法政大学の指定校推薦を勝ち取った大田原女子高の生徒がいます。
私大文系にもかかわらず数学等も健闘し、平均評定4以上を獲得。複数の応募があった中で、指定校推薦をゲットすることができました。
日々の積み重ねの勝利です。
国公立を目指すには、科目間のバランスを考えることが必要不可欠です。
当塾では高3生に戦略会議を開き、科目間のバランスが崩れないよう細心の注意を払い指導してきました。目標としている大学がかなり高く、結果全員が第一志望校に合格できたわけではないのが心残りですが、今の実力を十分に発揮できたと思います。
昨日、現高2生の初めての戦略会議を行いました。
高い目標を掲げている生徒が多いのが現高2生の特徴です。
来年、全員目標大学に受かるように、着実に指導していきます。