中1は順応期間

· 塾長の指導観・雑感

那須塩原市西那須野の高校受験・大学受験塾 本松学習塾塾長のブログ

ゴールデンウィークに入りました。中1は怒濤の4月を過ごしたと思います。

学校が変わり、部活に入部し、勉強内容も難しくなりました。中学に入って塾に通うようになった生徒もいるでしょう。

注意しなければならないのは、中1生の中には、急激な環境の変化に心身がなじめず、不調になる場合があるということです。5月病は中1にも起こりえます。

そもそも人間の心は、現状をなるべく維持しようとする傾向にあります。心の奥底にある潜在意識は物事の急激な変化を嫌うのです。それなのに急激な変化に無理に対応しようとすると心がエンストをおこしてしまいます。

今の中1は、急激な環境の変化に対応するための順応期間です。揺れ動く潜在意識を手なづけるためには、変化する環境に徐々に慣らしていくのがベストです。

部活がきつければ、顧問に相談し、少し早めに帰らせてもらう。勉強は、あれもこれも完璧にやろうとせずに、優先順位を付け、できることからやるようにする。

一般的には6月位になると徐々に生活リズムが確立されてきます。7月になると部活が大会前で練習時間が長くなり、体力的に大変な時期を迎えますが、例年夏休みが終わる頃には、中1はたくましく成長した姿と見せてくれます。

あせらず、その成長を見守ることも大事です。